仕事で会う人たち

仕事柄、かどうかわかりませんが、社会人になってから警察から電話かかってきたり、税務署のひとの対応をするってことが多いです。

税務署のひとは基本的に税金未納のひとに対して預金を差し押さえてそのまま納税ってことをするために銀行に訪れる、もしくは手紙を送ってくるのですが、こっちの忙しい時期や時間帯なんて関係なく現れます。銀行で忙しいときといえば25日前後の給料日とその後月末にかけてなのですが、税務署側も給料日に預金を差し押さえないと税金をとりっぱぐれますからどうしてもこの時期と重なってしまいます。また預金を差し押さえた場合、通帳には「サシオサエシキン」という文字を記載しています。この結果、法律に従っただけなのに預金者は銀行側に文句を言って来ます。こっちになに言ってもなにも権限ないんだから税務署に直接電話してくれよ、と思う今日この頃。

そして、警察で基本的に多いのが「振り込め詐欺」に関する情報提供が多いです。

「●月○日にそちらの銀行のATMから振り込め詐欺で振り込まれたお金が下ろされているから、その時の情報をできるだけよこせ!」

って言う感じです。場合によっては口座開設日から現在に至るまでの全取引履歴を出せ、と言ってくる場合もありますが、5年やそこらの情報ならまだしも何十年も前の取引状況なんて簡単に出せません。そんなわけでとりあえず譲歩してもらおうと警察さんに電話してみると…

「ただいま○○は殺人事件の現場に行っており、しばらく戻ってきませんが…。」

なんだかきな臭い仕事に就いたものです。